2025-12

判断の記録

第8話|原則を使って、何を選び、何を選ばなかったのか

前回までで、私の中に判断の原則が形になったところまで書いてきました。では、その原則を使って、実際の判断では何を選び、何を選ばなかったのか。今日は、その話をします。私が選んだのは、・その技術を、あきらめること・別の技術に、置き換えることでした...
判断の記録

第7話|失敗から、原則が形になった

前回、うまくいかなかった判断について書きました。その経験は、すぐに何かを教えてくれたわけではありません。しばらくのあいだ、私は、はっきりした答えを持てずにいました。ただ、一つだけ、強く残った感覚がありました。それは、「技術は、人の時間を使う...
判断の記録

第6話|うまくいかなかった判断

これまで、判断の原則や、今の判断基準について書いてきました。ただ、原則を持てば、すべてうまくいく、というわけではありません。当然ですが、うまくいかなかった判断もあります。今日は、その一つについて書いておきます。少し前、IT業界である技術が強...
判断の記録

第5話|私が、いま技術を選ぶときに見ているもの

技術の話をするとき、よく聞かれる質問があります。「結局、何が正解なんですか」「どの技術を選べばいいんですか」ですが、私はこの問いに、正面から答えないようにしています。なぜなら、技術選定において、最初から用意された正解は存在しないと思っている...
判断の記録

第4話|原則を持ったことで変わったこと

原則を持ったことで、判断が速くなったわけではありません。迷わなくなったわけでも、失敗しなくなったわけでもありません。変わったのは、迷い方でした。原則がなかった頃の迷いは、「どれが正しいか」を探す迷いでした。情報を集め、事例を探し、他社の動き...
判断の記録

第3話|原則がなかった頃の判断

原則がなかった頃、私たちの判断は、いつも「その場しのぎ」でした。何かを決めなければならないとき、まず探していたのは、もっともらしい理由でした。たとえば、新しいシステムを作るとき。どの言語で開発するか。どのデータベースを使うか。判断しなければ...
判断の記録

第2話|なぜ、原則が必要になったのか

原則が必要になったのは、立派な理念があったからではありません。むしろ、判断に迷い続けた結果です。当社の歴史を振り返ると、何度も、似たような判断を迫られる場面がありました。たとえば、・新しいシステムは、どの言語で開発するか・新しいシステムは、...
判断の記録

第1話|判断の原則は、「正解」を探すためのものではない

ここからは、具体的な判断の話に入ります。ただし、いきなり結論や方法論は出てきません。なぜなら、判断において本当に重要なのは、「何を選んだか」よりも、どの順番で考えたか。だからです。多くの場面で、人は「正しい答え」を探そうとします。ですが、経...
序章

プロフィットの会長から、若い社員へ

― 会長として、若い人に残したい言葉これからの人生を歩く、あなたへ ―【序文・第25回】はじめに私は、60歳になりました。振り返ると、成功よりも、失敗の方が多く、迷い、遠回りし、たくさんの人に支えられてきました。それでも今、「この道でよかっ...
序章

ここまでが、序章です

序章・第24回ここまで読んでくださった方は、すでにお気づきかもしれません。このブログは、AIの機能紹介でも、便利なツールの紹介でもありません。ここまで書いてきたのは、「何を導入するか」ではなく、どう判断するかという話です。ここまで、経営。構...