序文・第1回
この場所は、
経営について考えていることを、
静かに記録していくための場所です。
成功談でも、
ノウハウ集でも、
答えあわせの場でもありません。
AIや仕組みが進化し、
多くの「作業」は自動化されました。
それでも、
判断は消えません。
むしろ、
判断の重みは増えています。
大型船には、ずいぶん前から
オートパイロットがあります。
GPS、レーダー、気象予測、通信。
周囲の環境や現在地は、
人の勘より、はるかに正確に分かる。
それでも、
船長はいなくなりませんでした。
経営も同じです。
AIは、
海を見せてくれます。
どの海を渡るかを決めるのは、
人です。
ナビゲーターは、
舵を取りません。
号令もしません。
現場と経営のあいだで、
いまどこにいるのか、
この先に何がありそうかを、
考えつづけます。
この文章は、
答えを示すためのものではありません。
現場と経営のあいだで考えていることを、
記録として、
静かに置いていきます。
ナビゲーターは、
一代かぎりの役割ではありません。
海がつづくかぎり、
次のナビゲーターがあらわれる。
ナビゲーター
ナビゲーターとは、
ハンドルを握らず、
最適な経路を示す存在です。
次の話題 ▶ 【序文・第2回】 人は何をする存在になるのか

コメント