序文・第14回
受付業務が最適化されると、
まず起きる変化があります。
それは、
利益が上がることです。
ここで言う利益とは、
無理に人を詰め込むことでも、
値上げをすることでもありません。
同じ設備、
同じ人数で、
取りこぼしが減る。
その結果として、
利益が残る、という意味です。
現在の自動車教習所の、
本当のボトルネックは、
どこにあるのか。
多くの人が、
教習車の台数や、
コースの広さだと、
思っています。
けれど、
実際には、違います。
ボトルネックは、
指導員の数。
正確に言えば、
指導員の、
**「コマ」**です。
コマとは、
単なる空き時間ではありません。
複数教習を考慮した、
実際に使える、
指導の枠です。
受付が、
最適化されていないと、
このコマが、
静かに削られていきます。
無理な予約。
直前の変更。
キャンセルの穴。
それらが重なると、
コマは、
使えない形で、
消えていきます。
受付が変わると、
この無駄が、
減ります。
予約が整い、
変更が整理され、
キャンセルも、
次につながる。
結果として、
同じ指導員数でも、
使えるコマが、
増える。
これが、
利益につながる、
最初の変化です。
次に変わるのは、
年間の収益構造です。
教習だけでなく、
高齢者講習を、
うまく取り込めるようになります。
高齢者講習は、
時間帯や曜日によっては、
教習と、競合しません。
受付が整理されていれば、
空いているコマに、
無理なく、組み込めます。
これにより、
年間を通した、
稼働が、安定します。
繁忙期だけに頼らない、
収益構造になります。
さらに、
検定合格率や、
仮免学科試験の合格率も、
効率に、影響します。
合格率が低いと、
補習が、増えます。
補習は、
指導員のコマを、
静かに、消費します。
受付と教習計画が、
連動すると、
無理な詰め込みが、減り、
教習の質が、安定します。
その結果、
合格率も、
安定していきます。
最終的に起きるのが、
ストレート卒業の増加です。
ストレートで、
卒業できれば、
教習所の、収益は上がり、
教習生の、満足度も上がります。
教習生は、
早く終わって、嬉しい。
教習所は、
無駄なコマを、
使わずに済む。
ここには、
誰かの無理や、
誰かの犠牲は、
ありません。
すべての起点は、
受付です。
受付が整うと、
コマが、守られます。
コマが守られると、
教習が、安定します。
教習が安定すると、
合格率が、上がります。
合格率が上がると、
満足度と収益が、
同時に上がります。
D-SAP〔デサップ〕が、
受付から、始める理由は、
ここにあります。
派手な改革では、
ありません。
けれど、
一番、
現場と、数字の両方に、
効く場所です。
ナビゲーターは、
利益を、
無理で、作りたくありません。
受付を、整えることで、
現場が、落ち着き、
結果として、
数字が、整う。
それが、
続く教習所の、基本だと、
考えています。
舵は、
現場が、取る。
D-SAP〔デサップ〕は、
コマを、守る。
ナビゲーター
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