序文・第12回
D-SAP〔デサップ〕の話をすると、
よく、誤解されることがあります。
AIで、教習をするのか。
指導員を、減らすのか。
受付を、無人にするのか。
どれも、
少し、違います。
D-SAP〔デサップ〕が、
まず目指しているのは、
受付業務の、完全自動化です。
ここで言う、受付業務とは、
単に、窓口対応のことではありません。
教習所の中で、
日々、静かに、人を消耗させている、
「受付」という仕事全体です。
具体的には、
入校受付。
入金受付。
予約受付。
配車受付。
キャンセル受付。
キャンセル待ち受付。
検定申込受付。
これら、
すべてを含みます。
受付業務は、
一見すると、
単純な作業に、見えます。
けれど、実際には、
規則が多く、
例外が多く、
気を遣う場面が多い。
一つ、間違えると、
クレームになる。
遅れると、
現場が止まる。
常に、
正確さと、スピードを、
求められます。
しかも、
忙しさには、
波があります。
暇な時間と、
一気に、集中する時間。
その差が、
人を、疲れさせます。
これまで、
この受付業務は、
「できる人」が、
何とか、回してきました。
スーパー事務員に、
頼り切る形です。
D-SAP〔デサップ〕は、
この状態を、
前提にしません。
入校の申込み。
予約の変更。
キャンセルと、
キャンセル待ち。
これらは、
本来、
計算と、条件整理で、処理できる仕事です。
人が、判断しなくてもいい部分は、
人から、外す。
D-SAP〔デサップ〕は、
その役割を、担います。
受付が、
完全に、自動化されると、
何が、起きるか。
まず、
人が、追われなくなります。
電話に出ながら、
画面を見て、
頭の中で、
調整をする。
そういった、
同時処理が、
減っていきます。
次に、
受付の、品質が、安定します。
誰が対応しても、
同じルールで、
同じ結果になる。
属人化が、
なくなります。
さらに、
現場全体の、
流れが、整います。
受付での、無理が、
配車や、教習に、
波及しなくなる。
ここで、大切なのは、
人を減らすことが、目的ではない
という点です。
人は、
受付に、追われなくなった分、
教習生と、話す。
不安を、聞く。
雰囲気を、つくる。
本来の仕事に、
時間を、使えるようになります。
D-SAP〔デサップ〕は、
受付を、無人にしたいわけでは、ありません。
受付を、
人で、消耗しない仕事に、変えたいのです。
ナビゲーターは、
この順番を、
間違えたくありません。
いきなり、
高度なことを、やらない。
まず、
一番、負担が大きく、
一番、効果が出るところから、
外していく。
受付業務の、完全自動化は、
その、第一歩です。
舵は、
現場が、取る。
判断は、
人が、する。
D-SAP〔デサップ〕は、
受付という、
重たい荷物を、
静かに、持ち上げる。
ナビゲーター
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