判断は設計

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第9回|(最終回)次の人に、何を残したいか

ここまで、第三部では「判断」について書いてきました。答えを出すためではなく、考え方を整理するためです。振り返ると、いくつかのことがはっきりしてきました。・判断は、感情に引きずられる。・続ける判断は、自覚しにくい。・一般的に、やめる判断は、設...
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第8回|判断の原則は、こうしてできた

第一部で、私はいくつかの「判断の原則」を書きました。当時は、少し抽象的で、きれいごとのように見えたかもしれません。なぜ、そんな考え方にたどり着いたのか。この第三部をここまで読んでいただいた方には、もう分かってきたと思います。判断の原則は、最...
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第7回|うまくいかなかった判断を、どう扱うか

うまくいかなかったとき、私たちはまず「反省」を求められます。なぜ失敗したのか。どこが悪かったのか。次はどうするのか。反省すること自体は、悪いことではありません。でも、反省が次の判断を本当に良くしているかというと、少し疑問があります。反省を始...
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第6回|構造で判断する、ということ

判断をするとき、私たちはよく、こう考えます。技術はあるか。人は足りているか。お金は回るか。時間はあるか。すべてがそろっていれば、進める。どれかが足りなければ、迷う。以前の私は、判断とはこういうものだと思っていました。でも、最近分かってきまし...
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第5回|判断を個人に任せてはいけない場面

判断は、できる人がすればいい。強い人がすればいい。以前の私は、そう思っていました。経験があり、責任を引き受け、覚悟を持った人間が最後は決める。それが、経営者の役割だと信じていました。でも、あるところから、考えが変わりました。判断を、個人に任...
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第4回|やめる判断が、最も設計されていない理由

やめる判断は、とても難しい判断です。多くの場合、始める判断よりも、ずっと難しい。それは、やめることが「判断」ではなく、「敗北」や「挫折」、「否定」のように感じられてしまうからです。始めるとき、私たちは前を向いています。期待があり、希望があり...
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第3回|続ける判断と、始める判断は別物

私は長い間、判断というものをひとつのものだと思っていました。始めるか、やめるか。決めるか、決めないか。すべて同じ「判断」だと考えていました。でも、最近、やっと分かりました。判断には、性質の違うものがあるということを。事業を始める判断は、とて...
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第2回|なぜ、判断は感情に引きずられるのか

判断は、冷静にしているつもりでも、だいたい感情のあとについてきます。先に「やりたい」「続けたい」「ここでやめたくない」があって、あとから理由を探していることが多い。感情に引きずられるのは、弱いからではありません。むしろ、まじめだからです。ま...
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第1回|判断は、才能ではなかった

私は、社長の役割は「決めること」つまり、判断することだと思っていました。起業したばかりの30歳代は、経営者の判断とは、臨機応変に、情報を集めて、最後は勘を信じること。それを「経営センス」と呼んでいました。35歳のとき、起業して5年目に、総合...